食べることは生きること

子どもの心と身体の栄養となる大切な食事。「食べること」は「生きること」に直結した、必要不可欠なものです。

子どもの家では、出来る限り安心・安全な食材を選んで使用し、自園で立てた献立を自園で調理する「手作り給食」にこだわって進めてきました。

食事に個人差はありますが、食べ物がただ単に口に入れば良いというものではなく、「食べたい」「楽しい」「おいしい」という意欲的な行動になるようにしていきたいものです。

 

毎日保育園に到着すると、まずは「今日のごはん何?!」と給食室に聞く子どもたち。散歩に行く時も、帰って来ても何度でも同じ質問をしています。「良い匂いがするね」「お肉の匂いじゃない?!」と期待に胸膨らませ食事の準備。

盛り付けてもらった給食を「噛むとおもしろい音がするね」「これ、何の野菜だろうね?」という会話を交わしながら、みんなで楽しくごはんを食べる。

信頼できる大人がそばで見守りながら子どもたちの食事介助をしたり、一緒に同じ給食を食べたりする。献立を立てたり、調理をしたりする職員も、子どもたちひとりひとりの顔を思いながら、どうしたら美味しく食べられるか試行錯誤を重ねる。

こうして、保育園の職員全体で子どもたちの最善の利益を追求し、個別の発達に応じた食支援を行っています。